光る夢のカケラ✩*॰¨̮

八乙女光くんを中心に。その瞬間、感じたことを忘れないよう書き溜める場所。

舞台「薔薇と白鳥」の初日を迎えました

いよいよ本日5月27日は、八乙女光くん・髙木雄也くんW主演舞台「薔薇と白鳥」が幕を開ける。光くんにとっては前回の「殺風景」から4年ぶりのストレートプレイ。本人の言葉からも感じ取れるように今回この舞台に賭ける想いは相当なものだ。

殺風景でどん底を味わってそれでも終わった後にまた舞台をやりたい!と思ったんです。その想いをアピールするためにいろんな方の舞台に行き、ご挨拶して回りました。4年かかってこの現場に入れたのでとことん取り組みたいです

"4年かかってこの現場に入れた"って言葉を見た時、あらゆる感情が湧き上がった。ただ4年ぶりの舞台っていうわけではなく、この4年間は光くん自身も葛藤していた期間だったと思う。いちファンからしてもこの4年間の光くんの心情を察するに色々あったなあと感じる。そんな過去があっての今があるってことで、舞台を見る前にこの4年間のことをサラっと自分の備忘録として振り返ろうと思う。


まず、光くんがここまで舞台をやりたいって思うようになったキッカケは、初主演舞台「殺風景」だった。演出家の赤堀雅秋さんより本番が始まってからもダメだしをされまくり、共演者のレベルが高すぎて稽古中に足が震えたり、家で一回泣いたりもしたっていうエピソードも残っているぐらい傍からみても過酷な現場に思えたが、それ以上に得るものが大きかったようだ。当時、『光る日常』という短期連載をやっていて、そこで日々感じたことを綴っていた光くん。もうこれは全文見てほしいぐらい素晴らしかった。仕事への姿勢で見習う部分も多かった。自己啓発本。その文章の中でもどんどん新たな気づきを表現していて、成長してるのが分かったから、この舞台を通じて更にお芝居が好きになったのも納得だった。

初舞台初ストレートプレイで心折れて一回泣いた。周りの人のレベルが高すぎて自分が小さく感じて、"やべぇー明日の稽古行きたくない"ってぐらいの。追い詰められて泣いて泣きまくってやるしかねぇってなったけどね
(らじらーサタデー)

共演者である西岡徳馬さんに「お前は役者を辞められない」って言われた通り、舞台が終わり2015年夏ぐらいまでの光くんはしょっちゅう舞台の目撃情報が出ていた。(記憶頼りなので多少違う可能性も)私の感覚ではしょっちゅう目情に上がっていたので、殺風景がきっかけで舞台熱増したのが目に見えてわかった。


ところが2016年頃から舞台の観劇情報をあまり聞かなくなった。舞台の観劇に行けば仕事をもらえるという世界でもないので、そこは少しの違和感程度であった。スケジュールの問題とかもあるしね。ただその頃からバラエティを頑張る発言が増えた。ここで誤解を生まないように言っておくと私はバラエティを頑張る光くんも好きだし、演技一本でいってほしいとかでもないので、バラエティ頑張る発言自体は問題ないというかバラエティ頑張ってほしいなと素直に
思っていた。ただその発言をすればするほどあまりお芝居について触れなくなったのが寂しかった。本人は元々好きではないのにファンが勝手に演技仕事を望んでいるだけだったらまだしも光くん自身がお芝居好きなのは、ファンなら誰もが分かりきっていることだったから。


そして2017年。深夜ドラマではあったが、「孤食ロボット」が決まった。今思うと孤食ロボットが決まって本当によかった…孤食ロボットが決まっていなければまた状況は変わっていた……のかもしれない。孤食ロボットが決まって、え?!俺にお芝居の仕事がくるの?!的なことを雑誌で言ってたのはびっくりしたなあ。でもそのおかげでまた芝居をしたいって気持ちが蘇ったようだった。

孤食ロボットをやってちょっと芝居心というかビビってるけど、殺風景みたいな舞台をまたやりたいなって改めて思って…忘れてた、忘れなきゃって思ってたのかもしれないけど、芝居をやりたいってメラメラ燃えてた気持ちが復活した

ほーらやっぱり光くんはお芝居が好きだよね。それこそ「お前は役者を辞められない」って西岡徳馬さんの言葉を思い出した瞬間だった。光くんの中でも色々気持ちの変化があったようだ。

2018年1月。duet内で光くんが読者の悩みや質問に答える「ピカROOM」というコーナーがある。そこで光くんがお芝居の仕事について触れていた。

オレが27才のうちに頑張りたいことも演技なんだよね。オレがとくにやりたいのが舞台のストレートプレイなの。4年前にやった殺風景を思い出して「またああいうのやりたいな」ってうずくことがあるんだよね

この文章を見た時嬉しくて嬉しくてたまらなかった。光くんがお芝居をやりたい!舞台をやりたい!ってハッキリ口に出すようになってくれたって。

そして2月18日。舞台「薔薇と白鳥」髙木くんとのW主演をやることが発表された。本人達の話曰く年末に聞いたそうなので、雑誌の取材日から察するにduetの発言時はまだ聞かされていなかったと思う(とか言いつつ知ってたかもだけど)

舞台が決まってから今日までらじらーやジャニーズWebの日記(通称ひかぺ)、雑誌などあらゆる媒体で舞台の話が聞けた。舞台のことを話す光くんは熱かった。舞台がやれて嬉しい!自分が演じる人物がどういう人なのかみんなに伝えたい!そんな気持ちがひしひしと伝わってくる。舞台雑誌はどれを読んでいても胸が熱くなった。やっぱり私はお芝居を熱く語る光くんも好きなんだなと改めて実感したし、お芝居を語っている時に強く感じるストイックさが好きだ。光くんの考え方を知れるということもあり、これに関してはバラエティの時よりもストイックさを感じることができる。(もちろんバラエティやってる時はストイックでないという意味ではない)

今回の舞台雑誌では珍しく本音を言ってくれたのも嬉しかった。

以前舞台をやってからその後も舞台をやりたいと思っていて。お世話になった赤堀さんの舞台や他の舞台も観に行かせてもらったりしていた時期があったんですけど、なかなかお話がこなくてヤケクソになっていたんです(笑)

ヤケクソになっていたとか割と普段は本音を言わないところがあるのに…心の内に秘めていたこういう感情を言えるようになったんだなと。

2月18日の発表から3ヶ月ちょいあるなと思っていたけどあっという間だった。始まりがあれば終わりもあるということで、もう終わりを想像して悲しくなるけど(笑)光くんと髙木くんにはこの1ヶ月思う存分力を発揮して全力で挑んでほしい(言われなくとも全力でやってくれると分かっているが)薔薇と白鳥の成功を願っております。キャスト、スタッフ全員が怪我なく無事に過ごせますように。そして2人の頑張りが次へと繋がりますように。私自身もこの1ヶ月は舞台モードで今この瞬間を楽しもうと思う。

「薔薇と白鳥🌹」初日おめでとうございます