光る夢のカケラ✩*॰¨̮

八乙女光くんを中心に。その瞬間、感じたことを忘れないよう書き溜める場所。

願ったり叶ったり

自担に主演舞台が決まった。『薔薇と白鳥』(https://www.bara-hakucho.jp)八乙女光くん・髙木雄也くんのW主演。光くんはクリストファー・マーロウ役で髙木くんがシェイクスピア役。東京はグローブ座で、大阪は森ノ宮ピロティホール。共演者は現時点ではまだ発表されていない。

前回の主演舞台『殺風景』(2014)から4年。光くんにはまた舞台仕事をしてほしい!と思い続けていたから、このお知らせは願ったり叶ったりの状況だった。毎週(タダで)自担の演技を見れるドラマや映画館通いをしたら、頻繁にあの大きなスクリーンで自担の演技を見れる映画は魅力的だ。チャンスがあるならドラマにも映画にもどんどん出てほしい気持ちは大きい。何よりドラマや映画の方が一般の方の目に触れる機会が多い分、ファンを取り込むチャンスでもあると思っている。ただ個人的にはドラマ・映画・舞台を天秤にかけた時、舞台が勝つぐらいには今一番やってほしい仕事だったから、嬉しくてしょうがない。

舞台の魅力は〜とか偉そうに言えるほど、舞台に足を運んでいるわけではない私。そんなレベルの私でも観客をも巻き込んだ雰囲気作りや役者の熱量、編集がきかない分より緊張感やプレッシャーのかかる環境での芝居。そういった舞台特有の"ナマ"の雰囲気には魅了される。そんな状況下でまた光くんの演技を見られる日がくればいいなと望んでいた。前回は、行きたいところに申し込めばあたっていたので、光くんの演技をみる機会がたくさんあった。素人目線でもどんどん成長していくのが分かり、その変化を見るのが楽しかったけど、今回はどうなるかな。(今回は倍率が読めない…)

あと、今回舞台仕事が決まってより嬉しさを増したのは、本人も舞台がやりたいって言っていたのも大きい。一時期バラエティ>演技ってなっていた光くんが、孤食ロボットをきっかけにまた演技熱が戻ってきて、先月発売された雑誌では

オレが27歳のうちにがんばりたいことも演技なんだよね

オレがとにかくやりたいのが舞台でのストレートプレイなの。『殺風景』を思い出して「またああいうのやりたいな」ってうずくことがあるんだよね

他にも具体的にやりたい役など、演技について話していた。その中でも特に"舞台"って言葉を聞けて、演技に対する気持ちがだいぶ強くなっているのに胸が熱くなった。だから本人が望んでいるタイミングで演技仕事がきてくれたことに安心した。これでまた演技仕事が当分こなくてお芝居欲が薄れてしまったらどうしようと思っていたから。殺風景の時共演した西岡徳馬さんに『お前は絶対に役者を辞められない』と言われた光くん。この舞台でまたその時の感情が蘇ったらいいな。

舞台発表から数日経ってJUMPaperが更新された。普段とは違った真面目な文章。舞台の(仮)台本をもらっていて既に役作りを始めていると教えてくれた。その役の人物に近づけるように努力するところは、ああ私の好きな光くんだなと思う。孤食ロボットの話を聞いた時は何で?!って気持ち(驚き)の方が大きかったようだけど、今回は素直に嬉しいって言葉が出たようで、ここ数カ月の変化にも勝手に嬉しくなる。他の役者さんの芝居を盗もうとしている姿勢(光くん流にいうと泥棒)は、今後の光くんの糧になるだろうな。光くんの真面目さストイックさなどは、舞台というひとつのモノづくりができる環境に向いていると個人的に思う。

今回のJUMPaperの更新は、何となく短期連載『光る日常』を彷彿とさせた。光る日常で光くんが綴った言葉は、違った視点を私にくれて、刺激になった。その日の出来事を混じえつつ、芝居への熱い思いも伝わる文章でもあった。舞台前は雑誌などでも想いを聞ける機会はあったが、毎日のように本人の言葉が発信される環境は有難かったな。だから今回も短期連載があることを願う。

気づいたら長々とした文章になってしまった。最後に改めて光くんと髙木くん舞台おめでとうございます。二人の渾身の演技が見られることを楽しみに5月後半まで生きる。(その前に舞台無事に当たりますように)